2026/05/18 17:59

「本を書いてみたい」
そう思った時、 同時に、 少し怖くなることがあります。
誰かに読まれること。
自分の気持ちを言葉にすること。
今まで心の中に置いていたものを、 外に出すこと。
それは、 思っている以上に勇気がいることなのかもしれません。
「こんなことを書いていいのかな」
「誰にも響かなかったらどうしよう」
「変に思われたらどうしよう」
「文章が下手だと思われたらどうしよう」
本を書こうとすると、 不思議なくらい、 たくさんの不安が出てきます。
でもそれはきっと、 “本気で届けたい” と思っているから。
どうでもいい言葉なら、 怖くない。
でも、 誰かに届いてほしい気持ちがあるから、 怖くなる。
私は、 それってとても自然なことだと思うのです。
氣質診断でも、 自分を知ろうとすると、 少し怖くなる瞬間があります。
見たくなかった部分。
認めたくなかった気持ち。
ずっと隠してきた弱さ。
でも、 そこに目を向けた時、 初めて「本当の自分」に近づけることがあります。
本を書くことも、 少し似ている気がしています。
うまく書くことよりも、
“自分の本音に出会うこと”
の方が、 本当は大切なのかもしれません。
だから、 原稿を書く手が止まる日があってもいい。
何を書けばいいかわからなくなる日があってもいい。
途中で、 「やっぱり私には無理かもしれない」 と思ってしまってもいい。
それでも、 少しずつ言葉を拾い集めていく。
その積み重ねが、 誰かの心に届く本になることがあります。
本を書くのは、 少し怖い。
でもその怖さの奥には、 きっと、 「誰かに届けたい」というやさしさがある………
FLS BOOKSでは、 そんな言葉たちを、 これから大切にしていきたいと思っています。
完璧じゃなくていい。
うまく書けなくてもいい。
あなたの言葉だからこそ、 届く人がいます。
みんなちがって、みんないい。
本を書こう。 本を読もう。
FLS BOOKS
結城美智留
