2026/05/18 13:29

「私なんかが、本を書いていいのかな」
本を書こうと思った時、 多くの人が、 一度はそう思うのではないでしょうか。
私も、 そうでした。
もっと知識がある人がいる。
もっと経験してきた人がいる。
もっと上手に話せる人がいる。
もっと実績がある人がいる。
だから、 自分の言葉なんて、 誰も必要としていない気がしてしまう………
「こんなこと、当たり前じゃない?」 「私よりすごい人、たくさんいるし」 「本を書くなんて、特別な人だけでしょ」
そんなふうに、 自分の想いを小さくしてしまう。
でも私は、 最近よく思うのです。
人が本当に救われる言葉って、 “完璧な人の言葉”だけではないのかもしれない、と。
悩んだことがある人だから、 寄り添える言葉がある。
迷ったことがある人だから、 わかる気持ちがある。
遠回りしたことがある人だから、 伝えられることがある。
人生をずっと順調に歩いてきた人よりも、 立ち止まりながら、 悩みながら、 それでも前に進もうとしてきた人の言葉に、 救われることがあります。
氣質診断も、 きっと同じです。
「どうして私はこうなんだろう」
「どうして人とうまくいかないんだろう」
「なんでこんなに苦しいんだろう」
そうやって悩んできた人ほど、 誰かにやさしくなれる。
自分を責めてきた人ほど、 誰かを受け止められる。
だから、 あなたがこれまで感じてきたことは、 決して無駄ではないのだと思います。
あなたが当たり前だと思っている経験が、 誰かにとっては、 ずっと探していた答えかもしれない。
あなたが乗り越えてきたことが、 今まさに悩んでいる誰かの希望になるかもしれない。
本を書くことは、 「すごい人になること」ではありません。
自分の人生を、 自分の言葉で受け止め直すこと。
そして、 その言葉を、 必要としている誰かへ届けること。
FLS BOOKSでは、 これからたくさんの本が生まれていくと思います。
有名だからではなく、 伝えたい想いがあるから。
完璧だからではなく、 悩みながら生きてきたから。
その言葉には、 きっと意味があります。
だから、 「私なんかが」 と思わないでください。
あなたの言葉を、 待っている人がいます。
みんなちがって、みんないい。
本を書こう。 本を読もう。
FLS BOOKS
結城美智留
